洋画には、リーマンショックを題材にした作品『キャピタリズム ~マネーは踊る~』や『マネーショート 華麗なる大逆転』など名作がたくさんあります。
特に、ノンフィクション映画は実際の事件や出来事を参考に作られていて、勉強にもなります。
投資家や証券・金融業界で働く方はハマること間違いナシ!
今回は、投資家必見の金融映画を3作品ご紹介します。
1.『マネートレーダー 銀行崩壊』
公開:1998年
監督:ジェームス・ディアーデン
日経平均先物の架空取引で英国の名門投資銀行ベアリングスを倒産させたニック・リーソンの獄中手記をもとにした映画です。
1995年、日経平均先物などのデリバティブ取引で約1380億円の巨額の損失を計上し、女王陛下の投資銀行とまで言われたイギリスの名門ベアリングズ銀行が破綻しました。
リーソンは、ベアリングズ・シンガポールの先物取引部門責任者で、日経平均先物のビッグ・プレイヤーとして日本市場を動かす有名なトレーダーでもありました。
しかし、部下の失敗などを隠蔽するために作った架空口座を用いていた結果、日本経済を揺るがす災害の発生で大事件に発展。
リーソンの過ちの実態を如実に描いたノンフィクション映画です。
こちらの作品はTSUTAYA TVで視聴することができます。(30日間無料お試しできます♪)
★観た人の感想★
金融系の映画は結構見たけど、一番好きなのは「マネートレーダー銀行崩壊」。 日経先物で銀行潰すとか痺れるよねw
— DJ (@netalogz) 2017年5月21日
2.『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』
公開:2005年
監督:アレックス・ギブニー
巨大企業「エンロン」による米国史上最大のスキャンダルに迫る作品です。
エネルギー業界の規制緩和の流れに乗って急成長を遂げた巨大企業エンロン。しかし、子会社との癒着が報道されたことをきっかけに粉飾会計や不正取引などが次々と発覚し、わずか46日間で破綻に追い込まれました。
ベストセラーとなった原作本を基に、元社員の証言、ビデオ映像やテープ音声といった内部資料からエンロン崩壊の真相を暴いていく作品です。
3.『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』
公開:2010年
監督:チャールズ・ファーガソン
2011年に行われた第83回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門賞を受賞した作品です。
リーマンショック前後の世界金融危機の実態に迫っています。
有名金融機関の関係者や政治家へのインタビューを中心とし、ソロスやポールソンといったリーマンショックで稼いだといわれるヘッジファンド界の大物も登場しています。
インサイド・ジョブとは、「内部犯行」のことです。リーマンショックが引き金となった世界金融危機は、その内部にいた人たちが作り出した犯罪であるという厳しいメッセージを訴えた作品です。
★観た人の感想★
「インサイドジョブ」面白かったなー。金融システムが、いかに銀行家や金融マンや経済学者の私欲に蝕まれてるかってことがわかる。しかも政権が変わっても金握ってる奴の強さは変わらない。もう奴隷になるか、山に籠もるか、直接殴りに行くしかないんじゃないのこれ!
— 原宿 (@haraajukku) 2011年9月17日
まとめ
ノンフィクション金融映画を3作品ご紹介しました。
どの作品も当時話題となった作品ばかりです。
TSUTAYA TV30日間無料お試しが可能です。
この機会に金融映画を是非鑑賞してみましょう!(‘∀’)/
歴史は繰り返します。過去の出来事から今後の投資のヒントが見つかるかもしれません。
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