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国策銘柄! 電柱地中化(無電柱化)関連銘柄 大本命はココ!

無電柱化

 

日本では政府・各自治体において、無電柱化の検討が進められています。

無電柱化のメリットはこちらの記事でご紹介します↓

無電柱化
国交省が電柱地中化を推進中! 無電柱化のメリット・デメリットと現状の課題とは 以下は、2019年5月27日付の日経新聞朝刊のニュースです。 電柱、重要道から撤去可能に 国交省が防災へ新制度 国土交通...

無電柱化・電柱地中化の実現のために、道路管理者が道路の掘削や管路の購入・設置、道路の埋め戻し・舗装が行い、電力・通信事業者がケーブルや地上機器の購入・設置および電柱・電線の撤去を行います。

日本のインフラ面での大きな課題である無電柱化に関連する企業にとっては、一気にビジネスチャンスが拡大する可能性もありそうです。

けーさん

無電柱化へ切り替える際、1kmあたりで5億円以上もの費用が発生するとも言われていますので、関連銘柄への恩恵は絶大なものと言えるでしょう。

また、電線地中化に向けての動きは、防災以外にも、景観やバリアフリーの観点から加速することが考えれらます。

今回の記事では、無電柱化関連銘柄を7社ご紹介します。

 

電柱地中化(無電柱化) 関連銘柄7社

水素ステーション関連銘柄について、2019年6月18日発売の四季報春号の見出しとその内容をご紹介します。

 

[5287] イトーヨーギョ

同社は、高強度コンクリート製品の製造・販売している会社です。

電線の共同溝などを扱うイトーヨーギョーは無電柱化に欠かせないコンクリート製品ラインナップを展開しています。

【鈍 調】

道路製品は好採算の側溝が首都圏軸に盛り返す。油水分離装置は順調。無電柱製品も受注増える。だが、空調が前期に大型案件が集中した反動減で失速。工場合理化進捗するが及ばず。営業益鈍調。減損、棚卸資産廃棄損消え、土地売却特益。

【攻 勢】

自転車通行安全に配慮した水路内蔵型側溝は自治体向け需要開拓。小型無電柱化製品も引き合い増え、拡販に弾み。

けーさん

法改正や電気事業者の工事費用に対する補助金制度が発表される可能性もあるので、無電柱化を代表する同社には注目したいところです♪

 

[4231]タイガースポリマー

同社は、自動車部品用成形品、ゴムシート、ホース大手です。

地中埋設用ケーブル防護管を製造していることから、タイガースポリマーは無電柱化関連銘柄として各所で紹介されています。

【反 発】

ホンダ向け自動車部品は国内外で販売数量堅調。産業用ホース、シートも伸長。前期は顧客都合で一時生産停止したメキシコ工場が稼働率正常化。米国工場の移転費も剥落。前期よりも円高で売上縮むが、営業益反発。減損特損見込まない。

【E V】

中国EV化対応で電池回りやエアコン関連部品受注増狙う。基幹情報システムを来期稼働メドに一新、管理会計強化。

 

[5801]古河電工

同社は電線御三家の一角で、地中埋設用ケーブル保護管「角型エフレックス」を販売しています。

同製品は、手作業で容易に曲げることができ、さらに直接段積ができるため、コンパクトな配管で掘削費など施工費の削減も可能となり「無電柱化に貢献」するとされています。

【小幅減益】

ワイヤハーネスは北米向け伸長。電力は不採算工事消え改善。北米の光ケーブルは回復だが、中国向け競争激化で採算低下。スマホ向けなど電子部品も低調。償却増や開発費負担が重く営業益小幅減。

【増 強】

超高圧の電力工事や海底線対応の設備増強。EVなど自動車用巻線は採用車種拡大と海外向け拡販推進。先進運転支援システムの高精度レーダー拡販に注力。

 

[1944]きんでん

同社は、電設工事大手です。

電力会社の配電設備の構築が主力ですが、地中引込線の工事も手掛けています。

【順 調】

一般電気工事、配電工事の完工高が大きく増加。情報通信工事では4G関連がなお増勢続く。環境関連工事も空調関係中心に持ち直す。前半は消費増税前への取引先の計画前倒しによる受注も貢献。会社計画保守的で上振れ公算。連続増配も。

【獲 得】

情報通信工事で楽天モバイルから新規受注。一方、電力会社はテロ対策への設備投資に集中、関電から受注減る懸念も

 

[1951]協和エクシオ

同社は、電気通信工事大手で、都市部の無電柱化工事に実績があります。

また、5G基地局関連銘柄としても注目されています。

【増益基調】

統合3社の上乗せでNTT系工事をはじめ、NTT以外の企業ネットワーク、システム変更工事など拡大。モバイルは4G高度化、5G需要を取り込み安定増。テレビ受信対策工事も高水準を維持。営業増益だが、のれん特益なく純益平準化。

【新分野】

海底を掘削するアースシャトル工法に着手、工事領域拡大。子会社が病院内IoTネットワーク導入の実証実験参画。

 

[5262]日本ヒューム

同社は、下水道向けヒューム管大手で、地下道用ボックスカルバートを製造しています。

【横ばい】

ヒューム管関連やセグメントが、国土強靭化・浸水対策の需要増で受注拡大。パイルは前上期高水準の反動想定も、物流倉庫関連などへの展開で下支え。営業益横ばい。持分法益減。土地売却特益ない。

【需要増分野】

セグメントは浸水対策向けに受注拡大、全5工場で生産体制構築。老朽化背景に全国的に大規模更新が進む高速道路向けプレキャスト製品の出荷拡大中。

 

[6622]ダイヘン

同社は、小型変圧器、アーク溶接機器、半導体機器それぞれにおいて国内トップシェアを誇っています。

電柱上から地上への置き換え変圧器に切り替える際に、新規需要が発生することが考えられます。

【小幅増益】

好採算の半導体関連機器は後半回復でも前半落ち込み補えず。が、溶接メカトロが国内再開発案件受け増勢。海外も中国除き自動車向け伸びる。電力機器底堅い。営業益小幅増。100周年記念配。

【注 力】

溶接メカトロは欧州シェア拡大へ注力、高級車中心にアルミ溶接など引き合い多い。電力機器は単品売りからシステム一括受注に転換進め、収益最大化図る。