[テーマ株] 植物工場(工場野菜)関連銘柄 大本命はココ!

工場野菜

前回の記事で、近年投資が盛んに行われている植物工場の強みについてご紹介しました。

vegetables
時代は工場野菜! 大手続々参入の植物工場のメリットとは
人口増加と環境汚染を克服して食糧を増産するには、植物工場での作物栽培が有効です。 近年は天候不順で野菜の価格が乱高下することが多い昨今、畑ではなく植物工場で栽培される
2018-05-15 23:00

 

植物工場は様々な業界が参入していますが、最近特に動きが目立つのが化学業界です。

その理由は、植物工場で使われるLEDやフィルムを製造しており、それらを生産する際の環境制御の技術が植物栽培に活かされているためです。

 

今回は、植物工場に密接にかかわっている企業のご紹介です。

 

植物工場 参入銘柄5社

[4182]三菱ガス化学

三菱ガス化学は、20億円以上を投資し2019年春に国内最大規模の植物工場を建設予定です。

レタスなど葉菜類の生産能力は日産2.6トンで、日本最大級となる見込みです。

三菱ガス化学の主目的は野菜の生産・販売ですが、同社は食品の洗浄に使用される過酸化水素や過酢酸製剤、食品を酸素劣化から守る脱酸素剤や各種機能性樹脂フィルムなど食品に関わる様々な製品を扱っており、植物工場により、これらの製品の販売拡大にもつなげることを狙いとしています。

 

[4188]三菱ケミカル

三菱ケミカルは、農業ビジネスの将来性とグループ内で製造するLEDの販促に期待し、2010年から植物工場事業に取り組んでいます。

一時期はベビーリーフそのものの生産・販売を手掛けていましたが、現在では工場システムのみの販売を行っています。

 

三菱ケミカルの子会社、三菱ケミカルアグリドリームは工場内で作物の種から苗を育てるシステムを販売しています。

この育苗システムは千葉大学園芸学部の技術を応用して開発されたもので、トマト、キュウリなどの生産ができ、全国の農業法人やJAグループへの販売実績があります。

 

 

[4004]昭和電工

昭和電工は2011年に植物工場事業に参入し、栽培システム・機器の販売を手掛けています。

現在は、レタス類を1平方メートルの栽培面積で1日当たり350グラムの生産が可能です。

350グラムというのは業界最高水準で、一般的な植物工場の約2倍と非常に高い生産性を誇っています。

 

特筆すべきは、同社が開発した世界最高の発光効率を持つ波長660ナノメートルの赤色LEDと、波長450ナノメートルの青色LEDを作物に交互に照射する技術です。

これにより、品種ごとに照射時間や光の比率を調整することで、成長を速めたり、形状を変化させたりすることが可能となっています。

この栽培システムの販売実績は30件を超えており、今後は生産量目標を500グラムに引き上げて売上を拡大させる方針です。

 

 

[1801]大成建設×[6923]スタンレー電気

大成建設とスタンレー電気は2009年に植物工場に関する共同研究を開始し、両社は、植物工場事業への参入を検討する企業向けて、「超省エネタイプの次世代型LED植物工場ユニット」の採用を提案しています。

この植物工場ユニットのセールスポイントは、蛍光灯方式のものと比べると消費電力を約2/3にカットすることができることです。

LEDは湿気に弱く植物工場に使用すると故障することがありますが、スタンレー電気は自動車用ライトで培ってきた防水技術が活かされており、高い品質が保証されています。

 

 

 

 

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