東証1部への昇格によって株価は高騰する傾向にあり、立会外分売や優待新設といったサインから先回り買いをすることができます。
これは、広く知れ渡った投資手法ですが、今後も有効な投資法であると私は考えます。
今回の記事では、東証1部への昇格が近いと見られる新興企業について、直近で立会外分売や優待新設、株式分割のいずれかを実施しているものの、まだ1部昇格に至っていない銘柄にフォーカスしてご紹介していきます。
東証1部昇格基準についてはこちらから↓
2018年下半期予想記事↓
2019年上半期予想記事↓
新興株 東証1部昇格予想(4銘柄)
[7038] フロンティアマネジメント
同社は、コンサルとM&A助言を主力事業として展開しています。
2019年8月 株式分割
2019年11月 優待新設
2020年5月 優待拡充&立会外分売(20万株)
企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。今回の立会外分売は、その形式要件の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図るために行うものであります。
コメント:新規上場から株式分割、優待新設、立会外分売を実施していて、昇格に向けた意欲が感じられます。上場が9月ですので、20年8月、9月頃に昇格が発表される可能性があります。昇格は確実と思われますが、それだけに昇格は織り込んでいる可能性は十分に考えられます。総合評価は★★★
[7071] アンビスホールディングス
同社は、関東や東北中心に医療施設型ホスピス『医心館』展開しており、慢性期・終末期の看護ケアの提供に特化しています。
2020年2月 株式分割
2020年5月 立会外分売(30万株)
コメント:一通りの昇格へ向けた策を講じており、JASDAQから東証一部への時価総額の要件も満たしており、会社側もその意思を表明しているので一部昇格については間違いないでしょう。ただ、指標に関してはさほど割安感がないことだけが気がかりです。売上と利益の伸びが良いので、成長性に期待を込めて総合評価は★★★★
けーさん東証一部への昇格に関して示唆した文章はありませんが、個人的には年内には昇格すると思います。
[4440] ヴィッツ
同社は、組み込みソフト・自動運転開発用ソフトの販売、コンサル業務を展開しています。
2019年7月 株式分割
2019年4月 立会外分売実施(15万株)
企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更を申請しております。 今回の立会外分売は、市場第一部への市場変更における形式要件である株主数、流通株式数の充足および当社株式の流動性向上を図ることを目的として 行うものであります。
コメント:新規上場から株式分割、立会外分売を実施していて、昇格に向けた意欲が感じられます。設立陽が6/11の会社なのでこの付近の日程で昇格発表がされる可能性も。総合評価は★★★
[3565] レアジョブ
同社は、オンライン英会話の最大手で、スカイプを使った遠隔レッスン方式で展開しています。
2019年11月 優待新設&株式分割
2020年2月 立会外分売(33万株)
レアジョブ 株式の立会外分売に関するお知らせ
企業価値向上を図ることを目的として、東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行う準備を具体的に進めております。今回の立会外分売は形式基準の充足のために株式の流動性向上及び株主増加並びに株式の分布状況の改善を図るものであります。
コメント:新規上場から株式分割、優待新設、立会外分売を実施していて、昇格に向けた意欲が感じられます。比較的割高感を感じられますので、総合評価は★★★★
三井物産売り抜けするんだ~何のために上場してから資本参加したのかな…
とりあえずメチャクチャ売却益でてそう…(笑)
~合わせて読みたい~