子会社・関連会社・関係会社 どう違うの?

子会社 関連会社

関連会社と子会社の違い

会社の株式の20%以上~50%未満を所有されており、人事、経営財務に関してある程度支配されているのが関連会社です。

一方、50%以上の株式を保有され実質上の経営権を親会社に握られているのが子会社です。100%の株式を保有される場合は、完全子会社と言います。

会計上では、関連会社と子会社をあわせて関係会社と呼びます。グループ会社という言葉もありますが、それはビジネス用語で、意味としては関連会社に近いです。

 

損益勘定はどうなる?

関連会社の場合

例えば、A社がB社株の30%を保有しているとします。

その場合、B社が10億の利益を出したとき、A社の損益計算書の「営業外損益」に持分比率の30%、3億円が記載されます。

⇒関連会社に対して持っている持ち株数によって変化

 

子会社の場合

子会社では、親会社が現金20億持っており子会社が4億持っていれば連結貸借対照表の現金勘定は、数値を足した24億になります。

同様に、損益についても親会社の有利子負債が0であったとしても、子会社に5億の負債があれば連結では5億の負債があることになります。

 

関連会社創設のメリットとは

関連会社を持つメリットは、関連会社に仕事を発注した際その発注額の一部が返ってくることにあります。

その他の企業に発注した場合、支払い金額は100%返ってきません。

したがって、企業としては関連企業を持つだけでコストを下げることができるのです。

また、商談をより有利に進めることができることもメリットの一つと言えます。同じグループ企業ですので意思の疎通が行いやすくなります。

 

まとめ

大阪チタニウムテクノロジーズが、新日鉄住金と神戸製鋼所の関連会社になっているように、複数の会社による関連会社化という例や、2社出資による合弁会社で、出資割合が50%ずつという例もあります。

また、スマホゲーム会社の[3765]ガンホーは、2013年4月にソフトバンクグループの関連会社から子会社になりましたが、2015年6月には再び関連会社となる例もあり、調べてみると奥が深いと思います。

 

関連会社、子会社の関係は決算資料を読み解くうえで基本となりますので、しっかり頭に入れておきましょう。

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