「ブロックチェーン」は、昨年価格が急騰したことで話題を集めた仮想通貨取引に活用されている技術です。
情報の安全な管理などにも役立つ技術であり、今後の更なる発展が期待されています。
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ブロックチェーン技術は仮想通貨ビットコインの基盤技術ですが、情報の安全管理にも役立っています。
今までは紙で保存されていたデータなどの電子管理が進んでいることから、低コストかつ高い安全管理が実現するブロックチェーン技術が活用されることが期待されます。すでに中東の一部では、政府が情報管理にブロックチェーン技術を00活用しています。
また、インターネット通販の利用が伸び続けていることで、手軽な決済手段を求める流れも強まると考えられます。クレジットカードよりも低コストな決済手段として仮想通貨の活用頻度が高まれば、仮想通貨を支えるブロックチェーン関連銘柄への恩恵が見込めることでしょう。
この記事では、ブロックチェーン技術の普及・発展に貢献しうる企業を5社ピックアップしてご紹介します。
1.四季報 2018年2集 春号でブロックチェーンと記載のあった5銘柄
2018年3月16日の四季報でブロックチェーンの記載があったのは約20銘柄でした。本記事では5銘柄に厳選し、四季報見出しとその内容をご紹介します。
(1)[2335] キューブシステム
保険向け低調だが、通信案件拡大。スーパー向け高水準。退職給付債務縮小し利益上向く。増配。19年3月期はスーパー向け一服だが、通信やネット銀行向け好調持続。証券向け上向く。開発費こなす。
ロボットによる業務自動化案件は専門業者と組み小規模発進。ノウハウ積み上げ狙う。ブロックチェーンなどフィンテック人材育成が進捗、大型案件参画狙う。
(2)[3798] ULSグループ
金融、製造、サービスの主力既存顧客を中心にITコンサル受注が順調増。技術要員増こなす。仮想通貨売却特益。19年3月期は堅調なIT投資環境を背景にマツダやANAなど既存大口顧客の受注増続く。新規顧客も着実増。営業増益続く。
(3)[3853] インフォテリア
データ連携ソフト出荷が順調増。17年4月連結化した企画デザイン会社の貢献大。増益。為替差損。19年3月期も主力ソフトが堅調。モバイルアプリ開発基盤もIoT向けに導入本格化。営業増益。
(4)[3912] モバイルファクトリー
着メロは横ばい。だが、主力で好採算の位置ゲームは大黒柱『駅メモ』の課金収入が堅調を持続。新領域のゲームも上乗せ。宣伝費増吸収し、連続営業増益。
(5)[4814] ネクストウェア
金融機関や製造業向けアウトソーシング堅調。開発費用増こなし営業微増益。19年3月期はアウトソーシング順調。CATV局向け伝送路施設設計・管理システムや顔認証システムの新製品が伸びる。
まとめ
仮想通貨だけでなくネットショッピング利用者の増加などの場面でもブロックチェーン技術が活躍することが予想されます。
また、コストを抑えつつ高い安全性を保ってデータの管理ができることで、民間企業だけでなく政府の公式文書管理などにも役立つ可能性があります。
ブロックチェーンの活用は、金融サービスに大きなメリットをもたらすと言われています。今回紹介した銘柄以外にも、リミックスポイント、セレス、ボヤージュG、マネーパートナーズなど他にも関連株が存在するので、今後のブロックチェーン開発に注目です。