株式投資

[8077]小林産業 株主総会レポート 2018(お土産あり)

2018年最初の株主総会に出席しました。
小林産業の株主総会は今回が初参戦です。

社  名:小林産業株式会社
日  時:2018.1.30 開始10:00 終了11:05
場  所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 12階 特別会議場
出席者数:160~170名程度

中之島に位置するグランキューブですが、好天に恵まれ12階からの見晴らしはとても良かったです。

早速ですが、今回の株主総会のお土産はこちら。

俵屋吉富の「雲竜」です。(先渡し)

このお土産は毎年恒例のようです。

俵屋吉富公式HPで確認しましたが、約1,600円相当の和菓子でした。上品な味わいでした。

 

主なトピック

  • 2017.7 中島工機100%子会社化
  • 前年比 売上高8.4%増 営業利益36.4%増 経常利益28.1%増
  • 積極的なM&Aを標榜

 

株主からの質問(6名 12質問)※抜粋してご紹介

倉庫運用の効率化に関して、現在の設備投資額はどれくらいか?

設備投資の額面は公表していない。倉庫設備の改善のため、一昨年からソフトウェア開発をしている。(ソフトウェアはパッケージ購入のため自社完全オリジナルではなく、カスタマイズし使用している)

自己株式取得の目的と取得未達の経緯は?

自己株式取得の目的は株主還元のため。取得未達理由は、①株価上昇のペースが想定より早かったこと、②流動性の都合により一日の取得株式に限度があること。

中長期的な発展には若い労働力が重要となるが、今年の新卒採用は昨年に比べ増やしていく予定は?

今年12名入社だが、今年の採用で来年入社15名を目標に採用数を増やしたい。しかし、採用基準を下げて採用数を増やすことはせず、質にこだわり優秀な人材を確保していきたい。社長自ら就活説明会に参加するなど、精力的に採用活動に励む予定。

社外取締役を置く目的は?

ガバナンスの向上はもちろん、生え抜き社員だけではなく幅広い知見を持った人間の助言を受け、組織の成熟度を高めることが目的。実際、社外取締役からはチェックリストを提供してもらうなど、経営陣のスキルアップに大きく貢献していると言える。

まとめ

株主からの質問が多数出て、株主総会への出席者の意識の高さを感じました。(質問ではなく文句も見受けられましたが)
質問していたのはご年配の方がほとんどでしたが、実は、それに紛れ若輩の私も今回、社長に質問を投げました。(特定されるのでこれ以上は言いません・・・)

普段の仕事の中で関わりの薄い企業であっても、役員陣と対話することができることは非常に貴重であるのはもちろん、新たな発見も見つけられることでしょう。

今後とも小林産業には「フロンティアスピリット」を持ってさらなる発展を遂げてもらいたいと思います。